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デルタ株 国内での感染力は従来の1.95倍と推定 京大教授ら分析

 

デルタ株 国内での感染力は従来の1.95倍と推定 京大教授ら分析

インドで確認された新型コロナウイルスの変異ウイルスの、国内での感染力は従来のウイルスの1.95倍と推定されるという分析結果を、京都大学の西浦博教授らがまとめました。

この分析は、北海道大学の伊藤公人教授と京都大学の西浦教授らのグループが行ったもので、23日に開かれた厚生労働省の専門家会議で示されました。

グループでは、新型コロナウイルスの国際的なデータベースと東京でのPCR検査の分析結果を使って、日本国内での変異ウイルスの状況を分析しました。

その結果、インドで確認された変異ウイルスの「デルタ株」の国内での感染力は、1人が何人に感染を広げるかを示す「実効再生産数」でみると、従来のウイルスと比べて1.95倍になっていると推定されたということです。

また、これまでのデータから試算すると、この変異ウイルスは7月12日ごろには全体の半数を超え、東京オリンピックが開幕する7月23日時点で全体の68.9%になると予測されるということです。

西浦教授は「データが増え、より詳しい分析ができたことで感染力の数値がより高まる結果となった。緊急事態宣言の解除に加えて、デルタ株の影響も考えると感染の拡大が懸念される」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210624/k10013102081000.html

 

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