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中国「冷凍食品でコロナ感染」説、WHOは板挟みーWSJ

輸入食品の検査強化に欧米は反発

 新型コロナウイルスが冷凍食品のパッケージを介して広がるかどうかを巡り、世界保健機関(WHO)は激化する論争に巻き込まれている。中国はそうした説を強調している一方、米国や欧州連合(EU)などは輸出品の検査強化に反発している。

 WHOはこの問題について新たな勧告を準備している。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に送付された草稿では、新型コロナの感染流行が制御された国でもウイルスがコールドチェーン(低温物流)経由で広がる可能性があると警告している。

WHO関係者によると、草稿には公表許可が出ておらず、誤って送付された。また、科学論文やメディアの報道、中国からWHOへの説明資料を含めた直近の証拠を反映する目的があるものの、文言は確定していないという。

中国政府は最近国内で相次いだ感染拡大について、輸入冷凍食品が一因だと主張。米国産の豚肉やサウジアラビア産のエビ、ブラジル産牛肉などのパッケージからウイルスの痕跡が見つかったとして、輸入品の検査と消毒を義務付けた。

https://jp.wsj.com/articles/SB12001883995827794834404587238223239961952

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