塩野義製薬の新型コロナワクチン ベトナムで最終治験へ 年内のスタート目指す 製造技術の供与も視野に
塩野義製薬 医薬研究センター
塩野義製薬は、開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、ベトナムで最終的な治験を始める見通しが立ったと明らかにしました。 塩野義製薬が開発を進めている国産の新型コロナワクチンは「遺伝子組み換えタンパクワクチン」で、去年12月から国内で治験を行っています。 最終治験について塩野義製薬は、将来的にワクチンの製造技術を供給することを視野に入れ、ベトナムの協力を得られる見通しが立ったと明らかにしました。 年内に治験をスタートし、3万人の参加を目指します。 また並行して、既に承認されているワクチンと比較する方法での最終治験も年内に始めるべく、国と協議を進めています。 2つの試験のうち、早く進んだ結果をもとに、今年度中の実用化を目指すとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5c561d5b36086c2facade38612e2083451c6c34